【休日連載】勝てるトレーダー育成講座⑲

●利は何を持って伸ばすのか？

トレード枚数を落とした次にすること
それは明確なルールを一つでもいいから持つことです

トレード手法は
相場状況に合わせてある程度柔軟に運用する必要があると考えていますが

最初は比較的「機械的なトレード」の方が良いと思っています

ちゃんと検証して「優位性」があるとわかっているルール
これがなければメンタルも何もあったものではありませんからね

実績やデータという裏付けがなく
気合だけで大きく動く金額に耐えられるトレーダーはそうはいません

そこらのつまらない投資本には

「利はメンタルで伸ばす」
なんて書いてありますが

その本の作者は大金をかけてもそれが出来ているのでしょうかね？

・利は間違っても気合で伸ばすものではありません

・利は根拠を持って伸ばすのです

しっかりとした根拠を持ってトレードし始めると
私の経験から言うと、徐々にお金は気にならなくなってきます
その根拠通りに相場が動くかどうかだけが興味の対象になってきます

・トレードする根拠がなくなれば
・利が乗っていようが損失がでていようと手仕舞いするだけですよね？

トレードなんて単純なものなんです

ハイレバレッジトレードもしばらくは慎んでください
ハイレバレッジトレードして勝ったときにはそれは興奮します

「そして次も同じ興奮を期待してエントリーする」

こうなってくれば、ただのトレードジャンキーですよね
パチンコに狂う主婦となんら変わりはありません

目的が、お金を増やすことではなく
トレードによって快楽をえることになってしまっています
勝ったときの陶酔感だけを追ってトレードしている状態です

こうなってくると
負けが続けば続くほど勝ったときの興奮が大きく
それを味わうためには負けが続くことも気にならない・・・

そのような最低の心理状態になることもあるんです

・トレードの目的はお金を稼ぐことだったはずですよね？

そんなに興奮を味わいたければギャンブルをすれば良いのです

今、自分のことじゃない・・・と思っている方
本当に自分はそうじゃないと言い切れますか？

勝ったときに喜び負けた時に落胆する

このような感情があるうちはトレードに勝ちのみを求めている証拠です
トレードを１つ１つ切り離して考えてしまっている

あくまでも

・トレードはトータルで勝つものです

次回に続きます

こちらで書いております