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トレードの核心2

頂いたメールをご紹介


前回は、


「損切りは素早く、利確は遅く」


と、


「では、そのようにトレードしよう!」


の2行を獲得すれば、トレードで勝てると言う事と、
しかしこの事は本能と逆行した思考と行動を必要と
する為、単に自分の本能をねじ伏せるだけでは到達
できない、という事を述べました。


今回は、その方法について述べます。



人間の脳は、「好き」と「嫌い」をはっきりと区別
します。当然ですよね?


好きな事には徹底的に興味を持ち、情報を収集し、
出来る限り触れ合い、関わりを持とうとします。


例えばテレビに出てくるアイドルとか、映画スター
とか、ミュージシャンとか、特定の人物に強い好意
を持つと、その人物の事なら何でも構わないから徹
底的に知りたくなるし、収録があると知れば出かけ
ていきたくなるし、ファンとの交流の場があれば、
お金に糸目をつけずに参加したくなります。


一方、嫌いな事には、脳はサッパリ反応せず、当然
それについて深く考えるとか、情報を収集するとか、
覚えようとか、前向きに関わりを持とうとはしませ
ん。


例えば・・・
興味が無い事に対して、前向きに関わりを持とうと
しない事に、説明なんていりませんよね?



つまり人間には、勝ちトレードには猛烈に関心が有
るのに対し、負けトレードには全く関心が無く、
極力負けトレードから遠ざかろう、遠ざかりたいと
いう、抑えがたい心の傾向があります。


トレードで本当に勝ちたいと思うのなら、この心の
傾向に光を当て、負けトレードについても、もっと
知り、理解を深めようとする姿勢が必要になります。


人はみな、


「どうやったら勝てるか?」


にばかり興味を持ち、


「負けトレードとは、何か?」
「負けトレードは、何の為にあるのか?」
「負けトレードは、自分にとって必要なのか?」
「負けトレードと、どう付き合っていけば良いのか?」


といった事に意識を向ける人なんて殆どいません。
だからダメなんです。
群衆と同じ思考をしていてはダメなのです。


トレードを継続していくという事は、勝ちトレードと
負けトレードをランダムに繰り返していいくという事
です。
だから、勝ちトレードについて考えるのは当然ですが、
それと同じほど、負けトレードについても考え抜き、
理解している必要があります。



この記事は更に続きますが、次回までに負けトレード
について、考えられる限りの事を考えていて下さい。


トレードに詳しくなり、トレードでお金を得られるよ
うになる為には、勝ちトレードと同じほど、負けトレ
ードについても知っていなければなりません。


その為に、まず負けトレードについて興味を持つ事。
その入り口が、負けトレードについて考えてみる事
です。