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試練=鍛錬

頂いたメールを自分の保存用にブログに収録


安定的に月間収支プラスを実現できているトレーダー
であっても、時には週間マイナスに陥る事はあるし、
更には月間でもマイナスを回復できないまま終わると
いう事態に陥る可能性だって十分あります。


そうした(確率的に不可避な)不調の時に、いかに自
分のスタイル(≒手法)を信じ、エントリー基準を変
更する事なく次のシグナルに従えるかが、トレーダー
の、


「強さ」


であると言えます。



実力が無いのに、空元気だけで自分のスタイルを貫い
ても、墓穴を掘る結果になりかねませんから、自分を
どこまで信じるのか、どうなった場合にはトレードを
ストップするのかといった緊急避難用の客観的な判断
基準を持っている必要はあるとしても、例えば直近
10トレードで収支がマイナスといった、かなり心理
的に凹むような事態に陥った場合においても、自分が
裁量判断を間違えたとか、規律違反をしたのでない限
り、次のエントリーチャンスではまた、普段と変わら
ぬエントリーを粛々と行う事で、そしてその一貫性を
保った行動によって収支が挽回されていくという事実
を繰り返し体験する事によって、トレーダーは鍛錬さ
れていくと考えます。


(連敗時に枚数を減らしていく等の資金を守る戦略は、
事前に練られたものを遂行する限りにおいては一貫性
を保つ事と矛盾しません。)


逆に言えば、試練に耐える(=負けていても一貫性を
保つ)という経験を積まなければ、トレーダーが本当
に強くなる事も無いという事です。


勝ちトレードが自信に繋がるという事は否定しません
が、その自信はちょっと負ければ簡単に吹っ飛ぶ性質
のものであり「強さ」とは異質だと思います。



試練に耐えるというのは、精神的な事も当然あります
が、想定し得る連敗にも十分耐えるリスクの取り方を
徹底できている事が大前提となります。


その上で、極力シンプルな手法である事。
苦しい時でも信じ続けられる手法を持っている必要が
あります。



確率的に必ず発生する程度の連敗で、毎度手法が崩壊
するのでは、遅かれ早かれ波に洗われてしまう砂の城
で遊んでいるのと変わらない、という事に気づく必要
があります。