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【連載】⑧「100万円の元金で毎年1000万円!」を達成するポイント

【連載】⑧


「悪魔の囁きに耳を貸さない」


人の行動の原点は感情です


感情が動いて行動します


それが良い方向であれ、悪い方向であれ


感情が動くことによって、人は行動するのです


トレード中は、様々な感情が脳裏をかすめます


具体的には


「期待」「楽観」「疑い」「恐怖」「退屈」


などが挙げられます


期待値がプラスだとわかっているのなら


それを繰り返せばいいだけなのに


感情がそれを邪魔します


売買ルールを守ろうとする自分に、こんな悪魔の囁きが聞こえて来ます


「このまま持っていれば2万円になる勢いだ!ルールの利益確定は無視して今日は持っていよう」(期待)


「ここまで落ちたからにはそろそろ反発して、せめて買値まで戻るだろう」(楽観)


「ルールではエントリーするタイミングだけど、売り板が厚いからもう少し様子を見よう」
(疑い)
「このまま持ち続けていたら、どこまで落ちて行くかわからない。ルールには無いけれどロスカットして落ち着きたい」(恐怖)


「そろそろ今のルールにも飽きて来たな。今のルールは上手く行っているけど、変えた方がもっと上手く行くかも知れないから、ルールを破って見よう」(退屈)


ほかにも


「デイトレードのつもりで買ったら下落してしまった。ダウ平均も強いしスイングトレードに切り替えよう」


等と、自分に言い訳をしてホールドし続けてしまう事も有るかも知れません


感情は数限りなくあるので、これらの例はごく一部ですが、


トレードに携わっているのであれば


少なくとも一度は経験があるのではないでしょうか?


このような感情は誰でも絶えず直面するものであり


感情が沸き上がってしまうこと自体は責める必要はありません


人間である限り


感情が湧いて来ることを100%抑えることは不可能です


従って


感情を抑え込もうとする必要もありません


抑え込むのではなく、コントロールすることが重要です


実際にやってしまう行動を制御すれば良いのです


感情のコントロールが出来てこそ、


売買ルールを淡々と守ることができ


結果として


安定して口座残高が増えて行くと言う状態にたどり着くのです


結局のところ


トレードが上手く行かない理由は次のうちのどれかだと言えます


・売買ルールを持たずにトレードしている


・売買ルールはあったとしても、期待値がマイナス


・感情に振り回されて損失を生み出すパターンにはまってしまう


このいずれかであり、ほとんどの要素を


メンタル(感情)が占めると言っても過言ではないくらい重要です


つまり


メンタルコントロールとは


期待値がプラスのルールを守るために自分の感情をコントロールすることなのです


トレードで利益を重ね「毎年1000万円」を達成するための2つのポイント


を説明して来ました


最初に触れたように


「売買ルールを守る」と


「メンタルコントロールをする」は


独立して存在するのではなく、それぞれが絡み合っています


この2つのポイントを実行できるようになると間違いなく利益を出せるようになります


同じことを淡々と繰り返すだけで


証券口座の残高が増えて行くのが普通のことになるのです


「トレードはエキサイティングなものだ!」


と言いたげな世間の感覚と違って


実際には非常に地味なものです


地味で退屈ですが着々とお金は増え続けて行きます


ここで説明した内容を実践して


「売買ルール」と「メンタルコントロール」を身に着け


是非ともトレードの勝ち組になってください


皆様のご成功を心から祈っております


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