ブラックカイトの日経225先物で夢を叶える

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トレーダーが気をつけること

頂いたメールをご紹介いたします


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トレード日誌を詳細につけ、定期的に自分のトレード
を振り返り、分析や研究を怠らず、何かひらめく事が
有れば、それを形にする為の仮説を立て、過去データ
で分析し、更に実データで検証してみる。


言うまでもなくこれらは、トレーダーとして引退する
まで継続すべき大切な習慣です。


自分の経験から学ぶ事ほど効率的な学習法はまたと無
いですし、その経験から生まれたアイディアを未来の
トレードで生かす事ほどクリエイティブな頭脳活動も、
他に比べ得るものが無いほどです。


しかし、上記のような知的作業と、


『大負けしたので、次のトレードで絶対取り返す!』


とか、


『連勝した! この調子で次は枚数2倍だ!』


みたいな思考とを混同してはいけません。
過去トレードから学んだり、その結果として浮かんだ
アイディアを検証するのは、今自分が持っている優位
性に磨きをかける行為ですが、それが具体的な手法の
修正に繋がる為には、更に最短でも数週間の実データ
によるテストをパスする必要があるのであり、直近の
数トレードの結果をもって、直ちに次のトレードのや
り方に手を加えるなんて、もってのほかです。



連敗した時などに頭を冷やす為に少しトレードを休む
事以外には、軽々に自分の手法を曲げるような事があ
ってはなりません。
それを安易にやってしまうと、自分のトレードに対す
る一貫性が壊れ、感覚的・直観的なトレードを行う結
果となり、それまで積み上げてきたものを一瞬にして
破壊してしまう場合すらあるからです。


トレードで「アドリブ」は禁物です。


それは、十分に経験を積んで、恒常的に収支プラスを
達成してからでも考えて下さい。
修行中の身であれば、直近のトレード結果に感情を揺
すぶられて、自分が自分に課している手法から飛び出
すような事は絶対に慎むべきです。
どうしても手法を変えたくなったら、トレードを中止
し、全てのポジションを閉じてから、何日でもじっく
り考えてからにして下さい。



これから新たにポジションを取るトレードは、常に


「真っ新(まっさら)で、真っ白。」


なものでなければならず、直近のトレード結果によっ
って「色」がついていてはいけないのです。


変な「色」がついたようなトレードをやるくらいなら、
いっそ休んで、冷静さを取り戻す事に時間を使って下
さい。


これは、目先の勝ち負けや損得などとは比べものにな
らないほど、トレーダーにとって重要な事です。