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七転び八起き

頂いたメールをご紹介いたします


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「七転び八起き」(ななころびやおき)


という言葉にどういうイメージを持っているでしょう
か?


「失敗しても、諦めずに立ち上がれば、それで良い!」


と肯定的なイメージを持っている人も多いと思います。
でも、松下幸之助さんは著書の中で、「七転び八起き」
という考え方をキッパリ否定しておられます。


「七転び八起きという言葉は、7回失敗した人を慰め
 る為に有るに過ぎない!」


とおっしゃっています。


7回失敗しても、8回再起すれば良い、という前提は
趣味や遊びなら有り得ても、ビジネスに持ち込むべき
考え方では無いという事です。


トレードでも、


「今の私には収支プラスを実現する事は難しいが、何
 事も経験が大切だし、いつか勝てるようになりさえ
 すれば良いのだ!」


みたいな思考は、負け組の自分を自ら慰める思考に過
ぎず、結局は時間とお金を浪費してしまう事になると
思います。


「わかっちゃいるけど、(悪癖を)止められない」


という思考も、「七転び八起き」と共通した思考です。
安定的に収支曲線が右肩下がりであるにもかかわらず、
それでも漫然と実弾トレードを継続するのは、まさに
「七転び八起き」という言葉に慰められて頑張ってい
る状態と言えます。


トレードで本当に収支をプラスにしたければ、毎回の
トレードが常に真剣勝負であり、本気で勝ちにいくの
であり、100%規律を守る前提でなければいけませ
ん。



但し、これがトレードの難しいところなのですが、
個々のトレードにおいては必ず負けになる場合もある
のであり、それを失敗と決めつけてはならず、むしろ
前向きに負けトレードと付き合っていかなければなら
ないという事実です。


トレードしていれば負けトレードにもぶつかるのは必
然であり、これを避けて通る事は不可能です。
しかし、今まさにエントリーしようとする瞬間には、
常に真剣勝負であり、「勝ちにいく」事が前提となり
ます。


「負けても良いトレード」


なんて無いのです。


ちょっと矛盾した事を書いているように感じられるか
も知れませんが、そうではありません。
ぜひ、「矛盾は無い」と思えるまで読み返し、考えて
みて下さい。


それでも判らなければ、どう判らないか、メールして
きて下さい。