【連載】③「１００万円の元金で毎年１０００万円！」

トレードの「期待値」とは？

「売買ルールを守る」とは、期待値がプラスのルールを作って、
それを繰り返すと言う事に他なりません。
例えば
１００回トレードして利益確定が６０回、損切りは４０回あったとします
利益は１回３万円、損切りは１回２万円です

・６０回×３万円＝１８０万円
・４０回×２万円＝８０万円
→収支１８０万円―８０万円＝１００万円

１００回トレードしてプラス１００万円ですから
１００万円÷１００回＝１万円で
トレード一回当たりの期待値はプラス１万円となります

このルールは最終的に利益が残る良質なルールであると評価できます
利益確定で終わるトレードもあれば、損切りで終わるトレードもありますが、
１００回の損益を計算したら、
トータルでプラスの利益が出ていれば期待値がプラス
トータルで損をしていれば期待値はマイナス
と言う事です
大事なのは、１回１回のトレードの結果ではありません
プロは１００回のトレードをしたら、９９回利益が出るからプロなんだと
勘違いしている方が多いですが、それは全くの誤解です。
勝率は５０％でも極端な話３０％でも良いのです
つまり
「損」＝「損切り」はするものなのです
でも
合計したら、重ねた損よりも利益の方が大きくなる
これがトレードで安定して利益を出す方法です
そのために必要なのが、期待値がプラスの売買ルール
期待値がプラスのルールを作って、それを繰り返せば単純に口座残高は増え続けて行くのです。

次回は「期待値プラス」の売買ルールの作り方をお送りいたします

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