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手仕舞い

頂いたメールを自分の保存用にブログに収録


私に送られてくる質問メールで一番多いのが手仕舞い
に関するものです。


でも正直言って、ご期待に沿える返事を返せる可能性
はそんなに高くありません。
なぜなら、その質問メールの多くには、


「過剰な期待」


が込められているからです。
よく、


「損は小さく、利は伸ばせ!」


と言いますが、それはどういう根拠でエントリーして
いるかによって「実際のやり方」も異なるのが道理と
なります。


裁量トレードの場合、エントリーの根拠はトレーダー
本人しか完全には理解できない事なので、それを知る
由も無い第三者が、質問メールを1本読んだくらいで
最適な出口戦略をアドバイスできるはずが無いのです。


多くの場合、私が言えるのは、


「エントリーの根拠が維持されている限りは極力ポジ
ション・ホールドを心がけ、エントリーの根拠が失わ
れたと判断されれば、利確にせよ損切りにせよ、直ち
にポジションを閉じて下さい。」


程度ですが、これでさえもトレーダーによってはまる
で意味が異なってくる可能性があります。


例えばトレンドフォローに徹するのか、レンジ相場に
も機会を求めるのか、そういう根本的な戦略が違えば、
「エントリーの根拠」という概念そのものも、まるで
違ってくるはずだからです。




手仕舞い戦略を決定できるのは、エントリー戦略を選
んだトレーダー本人だけであり、またそれを自分で決
定するのがトレーダーの


義務
~~


でもあると考えます。


なぜなら、徹底的に利を伸ばす戦略もアリなら、マメ
に利確して、コツコツ利を積み上げていく戦略もまた
アリだからです。
どういうエントリー根拠を採用しているかだけでなく、
トレーダー毎の性格や好みによっても手仕舞いの方法
は違って当然であり、そのやり方に納得し、一貫して
従えるのは、


「自分で決めたから」


という理由以外にはありません。




予知能力の無い人間にとってトレードは、常に後悔の
連続であると言えます。
それでも継続していけるのは、


「自分で納得して(=検証して)決めたルールだから」


です。